アルビーノ・セイの70歳の誕生日

帰国前夜、施純浴(アルビーノ・セイ)の誕生パーティー
彼の自宅で開かれました。
主賓として招待されたので、夜7時に伺いました。

彼は貧困街の出身で両親を早くに失い、
おじ夫妻に育てられたそうですが、
おじさんからいつも
「働け! 人の3倍働け! そうすれば貧困から抜け出せる」
と、言われていたそうです。
30歳の時、人の為になることを考えていたら、
おはさんから
「プールの水が汚れているからプールへ入っては駄目よ」
と言われ、ピンときたそうです。
それから、色々な事業を手掛けて、
今では世界の金持ち100人の中に入るALSグループの統率です。
招待客は180人、
子供は男の子2人に女の子1人、孫にも恵まれ、
今は幸福だとのことでした。

奥様が大変私を気に行ってくださり、
「飛行機の切符を送るから家に泊ってくれ!」
と、言われてしまいました。
まさかブルネイ王国に宮殿が用意されているとは言えませんでした。
「マニラに来る時には連絡します」と言うのがやっとでした。
フィリピンの人たちは皆明るく陽気で働き者。
大メトロ・マニラの名誉市民になれたことで、
私に対する反日感情はなくなったようです。
(テレビのせいでしょうか?)


マニラ湾に沈む夕日